妹が結婚すると云う事で、両親の顔合わせを福岡でする事になって、その日の夜に福岡で飲み会の予定があったので私も同席する事にしました。
なんとなく同席したかったんです。
妹と婚約者は一便遅れて来るという事で、福岡に迄お越しになられていた婚約者の御両親と、妹と婚約者がいない中、初めて顔を合わせる事になりました。
先方のご両親は福岡空港に着かれていたので、待ち合わせ場所へ。
会う直前になったら、なんか悲しくなって、涙が出て来たんです。
私の父は、普段からあんまり気持ちを感じない様にしている人で、だいぶ平気な顔してるんですけどね。
本当は辛いだろうな。
どんなに平気な顔していても、悲しい時は悲しいですよ。
男だって悲しいんです。
なんか、悲しいし、初顔合わせが主役不在で、どうしようと思っていた顔合わせですが、とても気さくな御両親で会話も弾み、過ぎてみれば一便乗り過ごして逆に良かったかな。そんな顔合わせでした。
悲しいから、送り出せないわけじゃないし、悲しいのを感じたら未練を持つわけでもない。悲しいって感じるのがみっともないわけないじゃないですか。
大事な娘を、妹を、嫁に出すのが悲しい。辛い気持ちを感じてスッキリできるから、「幸せになって」ってすがすがしい気持ちで送り出せるんですよね。
心理療法の変化を知ると、気持ちの表現が下手な日本だけでなく、時代の変化と伴にアメリカやヨーロッパでも、心の気持ちが大事に扱われる様になってきています。
常日頃感じる私たちの心の気持ちを大事にしてみませんか?
悲しくていいんです。悲しくて当然です。
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