子どもの笑顔に繋げる
ゲシュタルト療法家の方とご縁があり、zoomで話した後にお互いにワークをしてみました!
インナーチェンジングセラピーは、交流分析と、ゲシュタルト療法の流れを汲んだ交流分析の心理療法ですが、生粋のゲシュタルト療法は別物です。
異なる心理療法家との交流は世界が広がりますね。
ゲシュタルト療法の創始者、フレデリック・パールズ(ドイツの精神科医)の詩の話しにもなりました。
ゲシュタルトの祈り
詩というのは
私のとても好きな詩です。
If not, it can’t be helped.
しかし出会えないのであれば、それも仕方のないことだ。
というのが英語の意訳で違和感が冷たく聞こえるという声があり、ドイツ語訳も置いています。
冷たく聞こえるかもしれませんね。
私も初めて知ったときは冷たく感じて違和感がありました。
でもこの詩にはゲシュタルト療法のあるがままの精神や、フレデリックの奥さんとの関係は、解決不可能だと思っていたのですが、関係に心痛めながらも、絆は最後の最後まで繋がっていたそんな夫婦関係も詩の背景にあるような気がします。
そんな夫婦関係やゲシュタルト療法の事とか関係なく、私の中でいつの間にか好きな詩に変わっていました。
(下の2行は含みません。知ったのはここ2、3年です)
ゲシュタルトの祈りの始まり
ゲシュタルトの祈りは元々、フレデリックがワークショップで自分と相手の区別がつかないほど絡み合ったカップルたちワークをやっていました。
そういう状況の中で冗談めかして書いたのがこのゲシュタルトの祈りです。
これで個別化や、自他の区別、そして自己責任への気付きを促すつもりで、これが人類の普遍だなんて考えないで書いたそうです。
そんな詩を冷たいように捉えたアメリカ女性の批判が相次いだり、つまらなくなった関係を深く見つめず関係を断ち切るための方便に使われ、伝えたい事が伝わらなく残念だ、というフレデリックの想いから、補足された最後の2行になります。
前文の背景にある、温かい愛情と信頼を物語っています。
期待に応えるのと、理解するのは異なるでしょうし、納得できない事もあるかもしれません。
わたしはわたし。あなたはあなた。
心理カウンセラーとしての私
私の心理カウンセラーとしての根っこは心のことが広がって、関わった方が、より楽により幸せになって、子どもたちの笑顔に繋がるように。
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