こころを読むの?
心理カウンセラーはこころが読めるのですか?
心を読まれたら、怖い。
この質問は良くある質問です。
端的に言いますと、カウンセラーは人の心は読めません。
よめないので、「今どんな事を考えてますか?」
「どんな感じがしますか?」
と聞きます。
このブログにも、日常であった事、目にしたことを推測したりしますが、あくまでも、交流分析や、人格適応論と言った、こころの理論で見立てたお話です。
もしかしたら、人間離れした人でしたら読める人もいるかもしれませんが、私は普通の人間ですので読めませんよ。
カウンセリングをしていると、様々な人の、気持ちや心に触れさせていただきます。
きついだろうな。
悲しそうだな。
腹立つだろうな。
怖いだろうな。
普段みなさんが生活していても感じている事を、なかなか心と触れる機会の少ない方よりは、意識して「こころの気持ち」の感情や考えに寄り添おうとするので、敏感にキャッチできるかもしれません。
ですが、それもカウンセラーとしてカウンセリングをしてきた経験も少しは関係していますが、自分の中にある「怒り」や「悲しみ」、「怖れ」といった、私のこころの気持ちを自分で感じ認めれる様になった事で、初めて人の気持ちにも、感じ寄り添えれる様になった。
と言った方がしっくりきます。
それに、もし、心理カウンセラーがこの人はこうだ。
心を読んだつもりになって、決めつけてしまってはカウンセリングはうまくいきません。
ですので、クライアントさんにお聞きします。
相手の気持ち、相手の考えは、私の中にあるのではなく、お話ししている方の中にあります。
カウンセリングで見立てることはしても、お話しを聞いていると漠然とした見立てから、少しずつハッキリとはしてきますが、修正する事もあります。
それになにより、こんな風になれたらなーと目標を決め、その路を歩んでいかれるのはクライアントさん自身です。
何より、相談に来られた本人さんのお気持ちが1番大事です。
カウンセリングに来られた方に「これ迄こんなに話しを聞いて貰ったの初めて。」
そう言って貰えれる様に、こころのお気持ちを聞かせて貰っています。
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