TA101を再受講
先週の23日、24日は、福岡で6時間、6時間の合計12時間の国際交流分析学会の講習TA101でした。
この講座は前に受けた事があって、受講したのは2007年、ちょうど10年前でした。
今回は講師の方も違いますし、私の受講する姿勢も変わりました。
TA101を初めて受講した頃
10年前は基礎からより深い内容や病気のカウンセリングについて学び、知識として知っているつもりで、うつ病で悩んでいた方が克服したり、
今だったら、心の問題を解決する心理療法の技法はあの時なりに習得したけれども25歳の私のカウンセリングを信じ自分のこころと向き合うクライアントさんがいてくれたから。 解決できたのはクライアントさんの力だと思えるのですが、その頃は少し調子にのっていました。
今回のTA101
そんな10年前と今の私で受講するTA101は、得られる事や感じる事は何が違うのか。
そして、今、お仕事としてさせて貰っているカウンセリングや、企業のメンタルヘルス研修や、こころの研修をより良いものに出来たら。
そんな想いで受講しました。
温かく 豊かで 接し易い御人柄
講師の先生は
- 江戸川大学 社会学部人間心理学科 教授
- ゲシュタルト療法学会理事長
の室城隆之先生。
とても温かく、 交流分析や、ゲシュタルト療法のエキスパートの先生です。
そんな室城先生は、とても権威ある立派な先生ですが、近寄り難いそんな感じを感じる事がないんですよね。
そこには交流分析の基本的な考え方である
人は誰もがOKである
を地で実践されているからなのかな。そんな気がしました。
そんな先生を見ていると、心理カウンセラーとしてはもちろんですが人として、相手がどんなに立派であろうと、問題があろうと、上でも下でもなくその人の存在をOKと自然と接せれる 温かく、豊かで接し易いそんな人になれたらなと思えました。
あっ勿論、私もOKです。
そんな事先生はお話になられませんでしたが、色んなクライアントさんにカウンセリングに来て頂き、自分の心と向き合う機会が増えて感じれた事だと思います。
そんなお人柄の室城先生に2日間交流分析の基礎を学ぶ事でこれまで学んできた事を再確認すると同時に、知識というより、より深く心の事を知ることができました。
そして、企業向けの研修や心の講座もより伝わりやすいものになります。
今、やらせて頂いているカウンセリングや、研修は勿論、人としての色んな気付きを頂けた2日間でした。
こころの事を学ぶ時のポイント
これはついでですが、再受講する事で、こころの研修や講座は、心の事を学ぶのですから、人がどうとかより自分のこころにどれだけ向き合おうとしているか、そして何にでも通じる事ですが学ぼうとする意欲が大事なんだなというのも痛感しました。
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