心について

不安になる過呼吸やパニックの時の対応

佐賀を中心に福岡からは大川や久留米、長崎からもどうにかしたい、より楽になりたい。より幸せになりたいといった人のサポートをしている心理カウンセラーの諸岡よしきです。

今日はこちらです!

過呼吸の時の対応

カウンセリングをしているとクライエントさんが過呼吸になることがあります。
先月書いたしゃっくりの止め方がクライエントさんが過呼吸やパニックになった時の対処法が似ていたのです。

ですので、これは家族や友人、同僚や恋人が過呼吸になった時の対応になります。

過呼吸っていったい何でしょう?

過呼吸というのは不安・恐怖・緊張といった精神的ストレスがきっかけで、過呼吸が誘発されてしまう症候群です。

過呼吸は呼吸ができないのではありません。字の通り呼吸が過ぎるのです。
過呼吸になることで、血中の二酸化炭素濃度が低下し、意識がボーッとしたり、動悸や胸痛、手足のしびれやけいれんといった症状がでたりします。

過呼吸になってみるととても苦しく死んでしまうのではないかという恐怖を持たれる方もいます。ですが、過呼吸は後遺症を残すことはないと云われています。

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身近な人が過呼吸になった時できること

落ち着いて

先ずは落ち着いてください。隣の人が不安で焦ると余計に不安になります。
カウンセリングの時はカウンセラーということもあるからかもしれませんが、カウンセリング時ではなく友達と一緒に食事している時に友達が過呼吸になったりパニックになった時に対応した後、友人が「焦ってなくて、落ち着いて対処法を知っていたから安心できた。」と言っていました。

ペーパーバック法

過呼吸になったら、ビニール袋を口に当ててペーパーバッグ法をすればいい、というのがカウンセリングを始めた10年前は常識でした。

過呼吸は血中の二酸化炭素濃度が低下しているので、二酸化炭素を取り込むペーパーバック法は症状が緩和されます。

ですが、ビニール袋を口に当てることで、酸素が不足する可能性があります。二酸化炭素も必要ですが、酸素が不足すると意識を失うことがありますので、今は推奨されていません。

酸素が通るような紙袋が都合よくあることもなかなかありません。

そしたら、どうしたら良いのでしょう?

過呼吸、パニックになった人が落ち着くような声かけ

過呼吸やパニックに友人や同僚がなった時は、不安や恐怖、緊張といった精神的ストレスの中にいます。

そこで、冷静になれる声掛けが友達が教えてくれたしゃっくりの止め方と一緒だったのです。

「なすびの色は何色?」だったり、

「今、何時?」

といった感情を交えない声掛けです。

そうすると、不安や恐怖といった精神的ストレスから、「なすびの色って何色だっけ?」と冷静になれる声掛けなのです。

後は、なんで精神的ストレスを感じたかわかりませんが、強い不安や、恐怖といった精神的ストレスをその空間から感じ取ったかもしれませんので移動できるなら、その場所から離れるのも一つの対処法です。
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