心について

怒りが守るあなたの権利

あなたの権利を守るこころの気持ち

怒りを感じる。
嫌だな、とか、腹が立つ。

そんな、怒りは感じない様にされている方や、感じたらダメな様に思われている方もいらっしゃいますよね。

そんな風に思われがちな嫌や、腹が立つという気持ちは、自分の権利を守るとっても大事な気持ちです。

無理な仕事を押し付けられたり、したくもない事を要求されたりした時、本当はしたくないけど、断ったら悪い様な、断りきれずに引き受けてしまって、残業、残業。

嫌だけどしないといけない。

そんなの、きついですよ。
嫌じゃないですか。
そんな時に、「それはできません。」「嫌です。」
と、断ることができる。理不尽な要求を断り、自分の権利を守る感情が怒りなのです。

嫌を感じたらダメな気がする。
このこころの事を学び始めた時は、怒りだけは使える。
そう思っていました。
でも、本当は、私も嫌を感じない様にしていたのがわかったのはこの仕事をやり始めて5年程経ってからです。
そんな怒りも、今では、だいぶ感じれる様になって、今はできないな。したくない。
理不尽なことや、したくない事を断れる様になってきました。

これまで、頼まれた仕事は全部引き受けて、夜遅くまで残業して、心がきつくなっていたクライアントさん、結構いらっしゃいますが、今では、それはできません。と、断ったり、自分で引き受けるわけでなく人に頼める様になったり。

自分を犠牲にするわけでなく、自分の権利を守れる様になって、気持ちもだいぶ軽くなっています。

怒りを感じるというのは、相手に感情的にぶつけるというのとは違って、普段ちょっとした怒りはうまく消化したり、理不尽な事には我が身を守る為に断ったり。
生まれ持って生まれたこころの気持ちには、本当は大事な、役割があります。

抑えるのはきついですよ。
小さい頃はうまく生きるためにも、抑えるのが最善だったのですが、大人になっても続けるのはきついですよ。辞めにしませんか?

これまで、そんなに意識しなかった事かもしれませんが、御自分のお気持ち大事にされてみてください。
きついことはきつくて当然ですし、嫌なものは嫌で当然です。

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