自分の人生をより楽に より幸せに
なりたいからなりたい自分になれる。
セラピーで問題解決を支援する、心理カウンセラーのよっちゃん こと、諸岡よしきです。
自由と不自由どっちがストレス?
自由と不自由どっちがストレスかと言ったら勿論、不自由がストレスのような気がしますが、 一概には言えません。
自由な時間や、自由はとっても大事です。
自由がないのは勿論ストレスになります。
ですが、自由になればなる程、心は不安定になります。
言論の自由って、とても大事ですよね。
その発した言葉に、全ての責任を負うのが前提です。
顔も名前も全部晒して、この発言に全責任を負うのが自由の根幹です。
仕事にしても、毎日仕事があり、潰れる心配があまりなかった公務員は安定しています。
フリーランスや、自営業、経営者は仕事をするのも、休むのも自由です。
ですが、この選択の機会が多く全て自分に責任があります。不安定ですよ。
こころも同じ様に自由になると不安定なんです。
子どもに好きにして良いよというと、子どもが戸惑い、行動できなくなって、好きなことして良いよと言うより、外で遊んで何時までは好きに遊んで良いよ。とここからここまでの間で好きにして良いよと言った方が自由に遊べるっていうことありませんか?
今の社会は不便だなと感じたら、そこに新たなサービスを提供します。
至れり尽くせりな日本です。
とても便利です。
とても便利ですが、そのサービスを使うか、使わないか選択しないといけません。選択した先にある結果には責任が生じます。
もし世の中が、『家に帰ったら介護をするのが当たり前』だったら、周りのみんなも介護をしています。家に帰って介護をする不満もだいぶ減りますよ。
でも、家に帰って介護をしないといけないのは不自由だな。どうにかできないかと、考えられたのが今の日本のサービスです。
家に帰って介護することもできるけど、預けることもできる。
「ここが良いのかな?」「これも良さそうだけど。」
選ぶ機会が増えました。
こころにとっては不安定です。
選択にはエネルギーが必要
それに、選択するのにエネルギーがいります。
世の中が自由になり自分で選択する機会や、ツールが多くなればなるほど、こころは不安定になっているんです。
こころのことについても、10年前のうつのクライアントさんより、今のクライアントさんの方が問題解決に、時間(カウンセイング回数)がかかるようになりました。
これは、どの世代も、日本どの地域も同じ様に時間がかかる様になっているのです。
10年前と比べたらサービスの種類も増えましたし、インターネット使い放題のパケ放もその時期から始まりました。
情報の自由化
色んな情報が入ってくる様になり、情報も自由に入ってくる様になりました。
裕福な隣人が隣に住んでいることで自殺率が上がるというデータもですが、様々な情報が入ることで、これまでは当たり前だった働き方が、当たり前ではなくなり、自分の環境にストレスを感じる機会が増えています。
自由とうつ病や精神疾患との関係性
ブラジルでも、経済が発展し、自由になってから、鬱や精神病が広まってきました。
インド、中国もそうです。
欧米型の経済になり、上司とのストレスでとも言われますが、昔はそんなに気にならなかったはずなのに今ではストレスと言われ、ストレスが心に大きく影響するのは、今の若い世代だけでなく老若男女問いません。
社会背景が大きく関係していると考えられます。
フィリピンも、これから増えるのではないかと予測しています。
そんな中、日本が、この先不自由になるかと言うと不自由にはなりませんよ。
社会はより自由に、豊かになっていく日本で、良かった。そう言って、本当に楽に幸せに生きるそんなご支援できるように日々精進!
【アイキャッチ画像素材元】(c) .foto project
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