心について

自殺が増える理由 裕福な人が隣人にいると自殺率が上がる事と社会の関係

自分の人生をより楽に より幸せに
なりたいからなれる自分に
セラピーで問題解決を支援する、心理カウンセラーのよっちゃん こと、諸岡よしきです。

裕福な人が隣人にいると自殺率が上がる

アメリカでの調査でわかりました。

 先月、2007年の経済危機以降、米国での自殺率が急上昇しているという報道があった。科学者らは米疾病対策センター(CDC)によるデータを分析した結果、1999 – 2007年の自殺率は緩やかに上昇していたのに比べ、2008 – 2010年では増加率が4倍以上となったと指摘した。景気後退が自殺を後押しをする形となったわけだが、他にもこんな研究結果が発表になった。

サンフランシスコ連邦準備銀行の調査によると、自分より裕福な隣人がいる人は、それほど裕福でない隣人がいる場合より自殺する率が高いという。
例えば同額の年収を得ている人が2人いたとして、近所の人がより年収の高い地域に住んでいる人は、近所の人が年収の低い地域に住む人より4.5パーセントも自殺しやすい傾向にあると言う。この研究から、隣人の年収と、幸せと感じる度合いには相互関係があることがわかった。

以前の研究から、収入と自殺率には関連性があり、年収が1万ドル以下(約82万)の人たちは、6万ドル(約493万円)以上の人より50%も自殺しやすいという調査結果がでているが、それだけではなく、人は、いくら収入の額だけでなく、自分の収入と隣人の収入を比較することで、幸せの感じ方に大きく影響を与えている可能性があることが、今回の調査で明らかとなった。

アメリカでは景気が後退し始めて以来、自殺の割合が急速に上昇している。自殺防止資料センターの過去20年間に渡る調査結果で、失業と経済と自殺には密接な関連があることが判明している。長期の失業や大量解雇は自殺リスクの増加と関連があるということだ。

確かに金銭と幸福との関係は、ある程度はあるだろう。年収の低い人は幸せだと思う比率も低いと言われている。しかし、年収が75000ドルになったとしても、収入が増えた分、幸せも増えるかといったら必ずしもそうではないらしいのだ。金額うんぬんじゃなく、まわりと比べて自分が劣ってるか勝っているかも、重要なファクターになっている可能性があるのだ。

幸せになるには、人から尊敬されたり、羨望の目で見られることの方がずっと重要だという研究結果も報告されている。

日本よりも、人は人、自分は自分という考え方が浸透しているかと思われたアメリカでも、やはり人の目、隣の芝生は気になるようだね。

掲載元カラパイア

裕福な人と比べて不快な感情が溜まりに溜まって自殺に至ったのでしょうか。
羨ましい生活をしている人と比較するのはきついですよ。

隣人に裕福な人はいないけどインターネットやSNSが広がって、とっても裕福な人の情報もすぐに見れます。それに、SNSに上がってくるのは幸せそうなリア充な話が殆どです。
裕福な隣人はいなくても、充実した生活、自分より裕福な人の生活が耳に入りやすい社会なりました。

比較しているつもりはなくても無意識に比較することは多々あります。
比較しないでください何て言われても、小さい頃からずっと続けてきています。

私は、『あなたならおじいちゃんみたいになれるよ。』と言われて育ちました。
とても立派な祖父で、無意識的に祖父と比較することを覚えました。
『お姉ちゃんでしょ。』と、ちゃんとしている姿と比較している方も
立派なおじいちゃんみたいになることで認められる。ちゃんとしていることで認めてもらえる。
無意識的に比較することを取り入れているんですね。
認めて貰えないのはきついですよ。
認めてもらえるように、『ちゃんとしていたら認められる』と幼少期に自分で決めたのは賢い決断でしたが、それを大人になってもずっと続けるのは効果的ではありません。
性格のひとつひとつがそうやって、無意識的に小さい頃に決めたインナーメッセージの集まりです。
そんな、インナーメッセージをなりたいように変える事、自分のそのままを認めることができるんです。

心に関わる仕事について、自分の心と向き合う機会を貰えて初めて、気付かないところで比較していたんだなって気付かせて貰いました。

平気なはずだったけど、そこには、嫌なー気持ちや、惨めな感じ、色んなストレスが隠れていました。
そんなの気にしないようにして生きてきたから大丈夫だと思ってたけど、気にしないようにしていたけど、心の奥に残っています。
それが、溜まりに溜まって、最後の一滴で病気になったり、暴力振るったり、自分を傷付けたり良い事は起こらないんですよね。

比較をして、自分の事認めれない。
そんな自分を認めたら、努力しなくなるんじゃないか?
停まってしまうんじゃないか。

いろんな不安がありました。
カウンセリングを受ければ受けるほど、自分と向き合うクライエントさんってすごいなって思います。

今のありのままの自分を認めても、努力する事も、成長する事もできます。
楽に自分がやりたい事をやれるんです。
自分の人生を自分らしく生きる。

社会的に成功はしたけど、ちゃんとしないと、しっかりしないとと、駆り立てられるそれが本当に自分らしい人生でしょうか?
どんな自分が、自分らしいのでしょうね。

自分で、自分の事を認めて、より楽に過ごせる様な人が一人でも増えます様に。
自分が楽になったら、それは、子どもや孫にも広がっていきます。

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