心について

自分の中にある優しさ 特別なきつさじゃなくてもきつい、辛いだろうな

年配の人が電車で立っていました

優しい子に育てたいこれは、どんな子に育てたいかランキングで長年上位ランキングに入っている親が子どもに望むことです。

そしたらどうやったら、優しく接せれるでしょうか?

これは私が、この間千葉に行っている時の話です。
千葉での研修の帰りは電車でホテルに帰りました。
その時、座れたので、私は座っていました。
しばらく行くと、前に50代後半か60代以上と見受けられる二人の男性が座れずに立っておられました。

上を見たらきりがないですし、今の日本という社会に不安や、不満はいっぱいあるかもしれません。
でも、戦後の日本や、発展途上国と比べると日本はだいぶ物資や経済的には豊かな国になっています。
そんな国を作れたのは、私よりも上の世代の方がいたからだと思っています。
これは私の勝手な見解です。

60代と見受けられる方が立ていても誰も席を譲ろうとされません。
それが当たり前なのかな…

席を譲りたいなと思いましたが少し「良い人ぶってる。」と思われるののではないか、「怒られる」かもしれないな。脳裏に浮かび不安になりました。
でも、私は譲りたい。
不安な気持ちは抑えたら大きくなります。
そこで、カウンセリングでもやってる不安な気持ちをスッキリできるように「怖い」の感情をフッーと、処理してスッキリしました。

「座られませんか。」
声をかけてみたら、「嫌、良いですよ。」「この人、年寄扱いされたら怒りますからね。」柔らかくですが、そんな風に言われたので、
「そんな、私よりは年上じゃないですか。」
なにかほっこり嬉しそうな顔をされています。
座られる訳じゃなさそうなので席に戻りましたが、そのほっこりした笑顔を見れただけで、私も嬉しくなりました。

一人の方が先に降りられましたがその時に、冗談混じりにですが
「あの人次の駅で降りるから起こしてあげて下さい。ありがとうございます。」
と、言われ嬉しそうに降りて行かれました。

自分が楽になることで、しなければならないではなくて、したいな。
そんな優しさが出てきますし、したいなっていう事が、自然とできました。
譲ろうか、どうしようか、そう葛藤してる時より、楽なんです。

礼儀として教わってきましたがそれだけではなくて、こころの事を学び自分の心の中の、不満や不安が消化しきれなかった「こころの気持ち」がだいぶ減ったから自然と思えるのかな。そんな気がします。

「そうぞ座って下さい。」となかなか言えない方々にも、年配の人を大事にしたいと思う気持ちがないはずありません。
譲る人が中々いない中で譲ることの不安なのかな?そんな気持ちが湧いてこないのかな?
譲ろうってなれない背景に、社会に対してとか、何があったかはわからないですけど、不満とかあるんじゃないかな。
当たり前のようだけど、本当はきつくないかな。そういう社会の中で生きる辛さは大抵ではないような気がしました。

心のストレス

心底譲らなくて良い。譲る必要ない。と、思われている方っているんでしょうか?
どうでしょうね。ただ、普段生活していて自分が優しくされて貰っていないかもしれませんし、それが当たり前かもしれませんが心はきついですよ。

本当は譲りたい気持ちはあるけど、立って声かけれない。理由は皆さんそれぞれだと思います。
なんなのかはわからないですけど、楽ではないと思います。

年寄扱いするなと怒られた方は、不安や不満もあるんじゃないかな。

本当に年寄扱いするなと冗談でなく怒る方もおられるのかもしれません。
そんな方も「歳をとった自分を認めれない」最近の日本でよく見られるようになりました。
歳をとった自分を歳をとって良いんだ。と歳をとった自分を否定するのは気付いてないところでストレスになっている事多々あります。
自覚はなくても、心はきついだろうな。

なんでこんなにストレスの垣間見える社会になったのかな。
当たり前の様ですが、本当はきついだろうな。
日頃の小さな不満や、不安、処理しきれない感情「こころの気持ち」が溜まりに溜まって爆発して、後悔するようなことが起きないように。
息苦しい社会かもしれません。
社会を変えるには大きなエネルギーがいりますし、1年、2年でできることではありません。

ですが、自分が変わり、自分の見ている社会を変えるのはそんな、難しい事ではありません。
いろんな不満や不安、イライラ、ライバル心…
消化しきれない「こころの気持ち」いっぱいありました。
心を整えたら楽ですし、今ある環境で生きたい人生を生きれる。
優しくしたい時に優しくできる。

確信があります。

どんな社会でも、少しでも楽に幸せに、生きたいように生きれる様、一歩一歩心の事を広げていきます。

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