中性的が誉め言葉?
今日は昼から初めてお会いする方との打ち合わせがあった時の事です。
その方とお話してカウンセリングルームから出て車までの途中でこんな事を言われました。
「立つと男性ですよね。」
それを言われた時はさっぱり意味が分からなかったので
「どういうことですか?」
と質問すると
「(カウンセリングルームで)座っていると中性的に思えたのですが立つと(カウンセリングルームを出て)男性なんだなと思ってですね。」
と言われました。
カウンセリングをした訳ではないのですが、カウンセリングのお話をしたり、来訪者のお話を聞くスタンスが心理カウンセラーになっていたんだと思います。
これを聞いて私は何か嬉しかったのです。
カウンセリングをしているとどうしても関わり方が母性的になります。
このことでもう5,6年前ですかね。何年前の事かは忘れましたが
その事で悩んでいたことがありました。
男として何と無く気がかりで、男らしく男としてカウンセリングできないかと心理カウンセラー仲間に話したことがありました。
それから月日が経ち、自然と心理カウンセラーとして接せれたのかなと思えて中性的な事をそのまま受け入れれていた、というかまるで誉め言葉の様に感じていたのです。
そこにはカウンセラーとして色んなクライアントさんに来て頂き成長させて貰ったり、心の事について学んだり、伝えたり色んな背景がありますが、何よりも男らしくあらねばならいという私の心のしこりがだいぶとれたというのも関係あると思うのです。
カウンセリングルームという特別な場所
男性であろうが何であろうが、カウンセリングルームは絶対安全で、安心できる場所です。
クライアントさんがどうにかしたいことを、解決して残りの人生その人らしく謳歌できる様に安全基地のような場所なのかもしれません。
安全基地とは?
リンク先に書いてあるのは子どもの安全基地でそっくりそのままとは言えませんが、クライアントさんが本来持つ自分の力を自分で確認し、自分のものにする。
カウンセリングというその場所、その時間はクライアントさんにとって絶対安全で、安心してこれまで誰にも言えなかった様な心の内でも話せる様な、安全基地。安全安心な場所。
そんなカウンセリングという場所を作る、心理カウンセラーという役割が前より自分のものになったような気がして嬉しかったのでしょうかね。
カウンセリングルームは訪れた方にとって安全安心な場所で、どうにかしたいなというこころの事を解決する場所です。
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