心の子育て

グズグズしたり、困らせたりする 子どもの問題行動の原因

根本から変わる。
そう言えば同じ事で2度と悩んでない。
そんな、セラピーで問題解決を全力で支援する、心理カウンセラーのよっちゃん こと、諸岡よしきです。

なかなか変わらない子どもの問題行動

子どもがグズグズしたり、時間ギリギリまで準備しなかったり、待合室で騒いだり、叩いたり等々

子どもの問題行動は大変ですよね。
それに、「このままだったらどうしよう。」「このままじゃダメだ。」「なんでこの子は?」
不安にもなりますよ。
そこで、子どもの問題行動をどうにかしようとするけど、子どもを変えようとしても、なかなか変わりません。

問題行動に変化

子どもの問題行動は子どものSOSと前にも書いていますが、子どもの問題行動に変化があったと、カウンセリングを受けた方からこんな報告を頂きました。

子どもが、朝遅刻ギリギリの時間まで準備していなかったり、グズグズしていたのが、朝起きるのは苦手なままだけど、自分で間に合うように動けるようになったり、習い事の練習とかで自分で出来ないってグズってたのがグズらないで、自分でするようになりました。

こんな御報告です。

カウンセリングを受けたのは子どもではありません。お母さんです。
お母さん、普段、ちゃんとしないと駄目だって、なんでも自分で背負われる方でした。
仕事でも、自分がちゃんとしないとと仕事を背負い、仕事から疲れて家に帰って、子どもに申し訳ないという気持ちがあって、接っしようとはするけど、身体もこころもきついですよ。
「はいはい。」とか、充分に子どもと向き合えない事もあります。
それはそれできついですよ。

そこで、どうにかしたい楽になりたいとカウンセリングに訪れてこられました。
カウンセリングを受けられている内に、
『しっかりしたお姉ちゃん。』じゃなくてもちゃんとしてない自分でも良い。と認めることができる様になられ、無理なことや、自分でしなくてもいい任せれる仕事は任せる様になったり、仕事も気持ちも、楽になられました。

そしたら子どもへの接し方も自然と変わってきます。

こころにも必要な栄養

こころにも身体と同じように栄養が必要です。

アメリカの乳児院で行われた実験ですが、こころに栄養がないと、55人中27人が2年以内に死亡。
17人が成人前に亡くなり、残った11人の、その多くが知的障害や障害が見られたりしたという実験データがあります。

この、こころの栄養というのは、専門用語ではストロークと呼ばれ『ある人の存在や価値を認めるための言動や動き(態度や行動)』と言われています。
わかりやすく言うと頷いてもらったり、挨拶したり、笑って貰ったり、バカと言われたり、叩かれたり全部が心の栄養です。

貰って心地いのがプラスで心地よくないのがマイナスです。

子どもの問題行動の原因の1つ

その心の栄養は、欠乏するとマイナスで補うと言われています。

子どもが遅刻ギリギリの時間まで準備していたら、「早くしなさい!」。
グズグズしてたら、「それくらい自分でできるでしょ!」と心の栄養をマイナスで補えるのです。

それが、お母さんが楽になって、子どもが、日常的にこころの栄養を貰えたらマイナスで補わなくても良いんですよ。

だから、自分で間に合う様に動くようになったり、グズグズ言わなくなったり、子どもの問題行動が自然と減りました。

子どもに構ってくださいとか、抱きしめてあげて下さいっていうのも勿論効果はあります。
それに行動を変えるのはわかりやすいのですが、こころの不満や気持ちは残ってますよね。
不満や、気持ちは自然にはなくならないんです。

でも、その不満や、嫌な感情が消化され、感じなくなったら、思考も行動も感情と一緒に変わります。
これからずっと、当たり前の様に。

それが、子どもの問題行動を減らし、笑顔にも繋がっているんです。

子どもを変えようとするよりは、自分が変わりたいように楽になる方が簡単です。

グズグズしてるから叩いたり、怒鳴ったり、無視したり、お母さんやお父さんが困っていたら、子どもは優しいです。問題行動はなくなるかもしれません。

でもそれは、子どもはグッと我慢しています。
それに親御さん御本人がきついですよ。

その溜まりに溜まった感情が、最後の一滴が落ちて事件になったり、病気になったり、良いことは起こらないんです。
そんなの嫌じゃないですか。

楽になって子どもも楽になって、問題行動もなくなって、より楽により幸せに生きるそんな方法もあるのを頭の隅にでも置いといて下さい。

どうにかしよう!どうにかしたいと思われた時に、思い出して頂けましたら、全力でサポート致します。

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