メンタルヘルス対策

新入社員 企業の求めるメンタルヘルス

環境が変わったストレス

4月に入り、学生から新入社員へ、役職がついたり、新しい環境に変わり、期待と同時に不安もいっぱいあると思います。

ここ最近、企業が社員に求めるもので、ストレス耐性、こころの強さと言われる会社が増えてきたと言うよりは殆どです。

ストレスなんてないと言う人もいますが、
学生から会社員に
部下ができた
そんな環境の変化もストレスです。
環境の変化しやすい時期というのもありますが、身の回りのストレスは10年前より増えていて日頃暮らしていてストレスのない生活は送れません。

こころが強い人ってどういう人

心が強い人ってどう言う人を想像するでしょうか?

心が屈強で動じない人?
ストレスに動じない強い心を持った人。
どんなストレスが来ても動じない屈強な樫の木の様な人を想像するかもしれません。

この日常的に当たり前にあるストレスを気にしない。
樫の木の様ですと、一見平気そうですが、ストレスは蓄積されていきます。
周りから見ると平気そうですが、こころの中に溜まっていって目には見えないけど、木の内部が蝕まれ大きなストレスが来た時に折れてしまったり、溜めて溜めて最後のストレスでガタがきてしまうのが樫の木の様な人です。

蓄積しないでストレス耐性がある人というのは柳の木の様な人で、ストレスが来ても自分で受け流せる様な人がストレスを抱え込まずに、ケアできる。
ストレスケアが出来る人です。

ストレス耐性と言うのも、ストレスに耐える性質。
ストレスに耐えて来た日本らしい表現の仕方ですね。

「こんなの事できついとか言ってられない。」
「皆感じてるんだから。」
「こんなことどうってことない。」
これまでは、ずっとストレスに耐えるのが当たり前でした。
ストレスに耐えても病気になったり不具合になる人が少なかったですし、戦後の復興で「頑張れ!頑張れ!」とやってきたマジメな日本人の風習も影響しているのではないでしょうか。

14,5年前まではそれでも上手くやって行けたかもしれませんが社会が変わり心も変わってきました。
ストレスに耐えて耐えて来た結果が、うつ病や、心臓病、と言った病気や、家庭がバラバラになったり、良い事には繋がらないような社会環境に変化しています。

これまでやってきた「我慢我慢。」「そんなの気にしない。」「誰にでもあるから。」「俺もやってきた。」強いストレス耐性は病気の元なんです。

ストレスをスッキリ

人並み以上にカウンセリングを受ける心理カウンセラーはストレスを感じないのか?
と聞かれるとイライラしたり不快な気持ちになることはだいぶ減りましたが、仕事で、どうしたら良いのか決めないといけない時や、責任がかかってくる時とか「どうしたら良いんだろう?嫌だな。」
と、気にしてなかったストレスになるこころの気持ちに気付くようになりました。

そんな日常色んなところにあるストレスを嫌なものは嫌だ。
辛いことは辛いな。
と感じて吐き出して処理しています。
ストレスの根っこにあるこころの気持ちは感じる事で、減っていきます。

理屈では納得できても実際やってみないと実感がわかないことが多いのですが、不快なストレス時と、リラックスしている時を比べるとわかりやすいかもしれません。
辛いなとかきついな。ストレスだな。と感じる時、身体はどういう状態でしょう?
ストレス時の時は身体が固まって息をとめている事が多いです。
ストレスの時に感じてみてください。

リラックスしてる時って身体の力は抜けていますし、深呼吸したり穏やかに息をしていたりしていませんか?

嫌だなとか、辛い気持ちをふーと吐き出してみて下さい。
急に上手くできないと思いますが、何もしないで蓄積するよりマシです。
やってみてください。

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