恥ずかしいのを辞めたいな
3月頭にカウンセラー同士でカウンセリングをしてスーパーバイザーの先生に指導を受けるロールプレイングがありました。
私達のカウンセリングでは始めにどんな風になりたいのか契約を取ります。
この時のカウンセリングは前のブログにも書いた、『恥ずかしいのを辞める』カウンセリングです。
私にとっては、当たり前になりたい姿だと思っていましたが、
これって自然じゃないんですね。
ちゃんとしないといけない。とっても窮屈だった幼少期に、とっても陽気なイメージのイタリア人みたいになりたい。
反抗的に憧れるというか、こうあらねばそんな気持ちなのかもしれません。
こうあらねばならないは基本的にカウンセリングできないのですが、このことを掘っていくと契約を取るのに時間がかかりそうだったので、恥ずかしいのは不都合と判断して、今回は恥ずかしい気持ちをなくす。
ここに焦点を当ててカウンセリングを受けることにしました。
このカウンセリングで、精神科医を囲む会で教えて貰った手法を使ってみました。
そしたら、これまでスッキリしなかった気持ちがスッキリしたんです。
これも勿論、1つの技術向上ポイントですが、それだけではないんですよね。
経験を積めば積む程技術は上がります。
それは、カウンセリングだけではなく、殆どの仕事がそうだと思いますが、自分では気付かない事も色々あります。
でも、このロープレで見てくれる人がいるから、経験を積んで伸びた技術を、
良いものは伸ばして、余計なものは落とし整える。
したことはありませんが、盆栽みたいな感じですかね。
クライアントさんや、勉強会、ロープレ等々様々な場面でカウンセリング進歩させて頂いています。
カウンセリングを受けた後
カウンセリングを受けた後の変化についてですが、カウンセリングを受けてまだひと月経っていなくて、前だったら恥ずかしいと思っていただろうなという場面はまだありません。
でも、周りから見た変化があったそうです。
前回の精神科医の先生を囲む会で教えて頂いた、重度の精神疾患の人にも効果的なカウンセリングの手法を実際に先生に受けて効果があったと言われていたカウンセラーさんに詳しく聞くために時間をとって貰いました。
このカウンセラーさんは4、5年前に同じ講座を受けていた方なのですが、その時は私に不信感というか、距離感を感じていたそうです。
不信感を感じていた理由は、私はその前からずっとカウンセリングをしていたので、カウンセリングでの事や、やってるんだな。
と言うことを質問しているのに、身体がモジモジしてると言うか言ってる事と身体が違って、その人からすると、余り信頼出来ないくて、近づかなかったそうです。
だけど、恥ずかしいのが恥ずかしくなくなってからか、アポをとった、3月の勉強会では、話してる事と、態度も一致して信頼できるし安心して話せる、それに頑張ってるから伝えたいなと思った。
そんな風に言われていました。
態度とか変えたつもりはないのですが、気持ちって無意識的に態度とか身体に出てしまうんですよね。
これまでは言ってる事はしっかりした事を言っても噛み合わない態度で言っていたのが、言っている事と態度が一致する様になったら聞く相手の印象も変わります。
恥ずかしいのより、恥ずかしくない方が、自分らしく自分の力を発揮できます。
カウンセリングはきっかけになる場
カウンセラーとしてはよく使うことばですが、クライアントになっても実感します。
恥ずかしくなくなって、こんな風になりました!
そんなきっかけになったのは、カウンセリングかもしれないけど、その後を作るのはその人自身。
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