赤ちゃんが安心する抱っこ
赤ちゃんが安心する抱っこの仕方について
これまでもブログや、講演などで、抱っこしてあげてくださいと書いたりよくお話ししたりしていました。
そんな抱っこは子どもが大人になった時もこころの根っこ、安心感の元です。
こころの土壌に繋がる抱っこ
赤ちゃんは人に触れられることで、温もりを感じて、僕はここにいて良いんだ。と肯定的に捉えます。
そんな赤ちゃんにとっては、お父さんやお母さんが社会です。
想像してみて下さい。その社会が温もりを感じれる温かい社会だと、赤ちゃんは安心できますよね。
その時に感じた安心感は、大人になった時の社会になります。
赤ちゃんの頃に起こる事は、これから生きていくこころの土壌になるのです。
そんな抱っこで大事なのは
そんな赤ちゃんが安心する様な、子どもの発育に合わせた抱っこのHow toというのもあります。
ですが、何よりも大事なのは抱っこするお父さんやお母さんがリラックス出来て(楽で)、愛情がこもっているかかが大事になります。
どんなに上手に抱っこができていても、抱っこしているお父さんやお母さんがイライラしていたり機械的だったら、赤ちゃんに伝わります。お父さんお母さんが楽で幸せで愛情たっぷりなのが子どもにとって一番のギフトなのです。
こんなこと言うと、リラックス出来ていない自分を責めたくなる方もいるかもしれません。
情報が溢れる現代社会での子育て。
リラックスしたくても出来ないことだってありますよ。仕事に出ているわけじゃありません。
リラックス出来たかな?どうやったら出来るかな?そうやって子どもと向き合おうと頑張られていたり、子供が安全な様に気にかけたり、とても素晴らしいじゃないですか。
環境は変えれないけど、イライラしたり、ソワソワしたり不快にならないで、過ごす事も出来ます。
社会も変わり、村で育てていたはずの子どもが、親だけで育てるなんて大変です。
そんな社会でも、子どもやお父さん、お母さんが、楽に過ごせる様にこころのことは私達こころの専門家がサポートしています。溜まる前に相談来て下さいね。
自由になればなるほど心は不安定になります。
私がカウンセリングをやり始めた頃は愛着(こころの土壌)の問題が表に出る事はありませんでしたが、10年ちょっと前から愛着のカウンセリングが必要になってきました。
お父さん、お母さんもリラックスして幸福に
そんな抱っこは赤ちゃんだけでなく、抱きしめたお母さんにも効果がある事が分かっています。
抱っこが出来ないと相談に来られたクライエントさんがいらっしゃったのですが、抱っこできる様になると心地いい安心感を感じれる様になりました。
と、ご報告頂いています。その安心感は抱っこをする事で、赤ちゃんの中で分泌されるオキシトシンが関係していて、赤ちゃんと同じ様に、抱っこをすることで、抱きしめたお母さんの脳でも同じ様にオキシトシンが分泌されることがわかっています。
幸福ホルモン
【オキシトシン】幸福ホルモンの中でも、愛情や精神的安心感のホルモン
オキシトシンの分泌量には、母乳をあげたりする事で分泌量に差が出てきたり、男性ホルモンがオキシトシンを抑制する働きがあるので女性の方がオキシトシンを出しやすいと言われていますが男性にも出ています。
オキシトシンがお父さんやお母さんの中でも分泌されることで子供への愛情を深めながら、お父さんやお母さん自身もリラックスして幸福感を感じさせてくれる抱っこです。
大変な子育て。少しでも楽になる為にも抱っこされてみて下さい!
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