どうやったら子供が動き易い?
今年の夏も終わりもう9月の半ば。
今年の夏、先月のお話ですが、今年も子ども達が、親やテレビとかゲームから離れ、自然の中で過ごす。そんな子ども達と一緒に過ごす3泊4日の合宿スタッフとして入りました。
それには中学生の頃からスタッフとして入っていたのですが、
カウンセリングを続けれているのも今親の人や、今は親じゃないけど将来親になる人がより楽により幸せになると、未来の子どもの笑顔に繋がるこの想いからです。子どもが好きなんですよね。
中学生の頃は参加者の様に一緒に遊んでいたのですがそれから20年。子どもの安全を見るようになったり役割が変わってきました。
昨年まではとっても手のかかる子だったのが、5年生、6年生になるとお兄ちゃんお姉ちゃんになって下の子たちを見るようになったり、一年経つと手はかかっても成長してるんですよね。
そんな子ども達の成長や楽しそうな顔を見るのが好きなんです。
そんな合宿の、一コマです。
押入れに入って遊ぶ子っているんですよ。「押入れでは遊ばない。」何度言っても聞かないし、出ません。動きません。
女性スタッフが、子どもがあまりにもいうこと聞かないし、その前のストレスもあって
「いい加減にしなさい!出るって言ってるでしょ!」
と怒鳴りました。
その後に女性スタッフは「あぁ怒鳴ってしまった。その前にストレスもあったけどな」と悩んでいました。
その気持ちわかります。
その後、私も怒鳴りそうになりました。
「何度言ったらわかるんだ!いい加減にしろ!」
ノド元まで出かけました。
その時ふと思い出したんです。
相手のタイプに合わせてみる
人格適応論 ⇒ 子ども適応論を活かせる♪
この子のタイプは・・・反応型だから
「いい加減しろ。みんなが待ってるだろ。」と諭そうとするのを辞めて
こんな風に声かけてみました。
楽しそうに、「パッと出よう・・・・」
子どもはちょっと首かしげます。「シャシャっと出よう。」
子どもがニコッと笑いました。
そしたら早いんですよね。直ぐに動いて布団部屋から出たんです。
それも、嫌そうにではなく、楽しそうにですよ♪
そう、私は適応論を、クライエントさんとの信頼関係をより早く深く築く為に活用しています。そんな心の事は日常生活にも活かせるんです。
これ、子育てとかにも効果あるんです。
子どもが言うこと聞かない、全然動かない子だと思っていた子が、その子に合わせた伝え方をすると動くことできるんですよ。
お兄ちゃんはよく動くのにこの子は言うことも聞かずに動かない子だ。
本当に動かない子なんでしょうか?
これは適応論を活かしたコミュニケーション法です。
この、適応論の相手に合わせる。というのは、したくない。のね。そしたらしたくない子に合わせて、今はしない。というものではありません。
その子が動きたくなる、したくなるポイントに、チューニングを合わせる。これだけのことなんです。
言うこと聞かない、なんでそんなことするのか理解できない。
いまいちうまくいかなかった夫婦関係や、子どもとの関係がだいぶ楽になります。
カウンセリング以外に適応論を使って夫婦関係、子どもとの関係を円滑にする人格適応論を活かしたコーチングもやってます。
私にとって一番やる気が出る、いい伝え方も、あの子にとってはやる気が失せる小言かもしれませんよ
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