掲載が遅くなりましたが、2026年9月13日(日)、メンタルサポート研究所の継続研修「moremore」に参加しました。今回のテーマは、交流分析の禁止令「成功するな」です。
禁止令は、グールディングが示し、その後ジョン・マクニールによって整理・発展されてきた考え方です。ただ、書籍や論文だけでは、そこに込められた意味を十分に汲み取れないことがあります。
臨床の中で受け継いでこられた先生方から直接学ぶことで、「この禁止令で伝えようとしていたことは、こういうことなのか」と、より具体的に腑に落ち、学びを重ねるほど理解は深くなっていきます。
今回あらためて感じたのは、カウンセリングで扱える「心の困りごと」は、一般にイメージされているよりも幅広いということです。
- ある程度うまくいっているのに、なぜか満足できない
- 何かを達成しても、すぐ次に進まないと落ち着かない
- あと少しのところで、なぜか自分で壊してしまう
- 自分だけ幸せになることに申し訳なさを感じる
- 結果を出せないと、自分に価値がないように感じる
こうしたことは、「性格だから仕方がない」と片づけなくても良いんです。これまでの人生で身につけてきた考え方や、人とのつながり方、安心するための心の仕組みが関係していることがあります。
カウンセリングでは、その背景を一緒にひもといていきます。「自分の心には、こうなる理由があったのか」と分かってくると、自分を責めるだけでなく、自分を理解する視点が生まれ、少し楽になるきっかけになることもあります。
学びを重ねることは、お一人おひとりの中で何が起きているのかを、より丁寧に理解することにつながります。
「こんなことで相談していいのかな」と思われることでも、どうぞお気軽にご相談ください。