どんな事がカウンセリングできる?

解離性障害のクライエントさん 眠れるようになった

佐賀でカウンセリングをしている解離性障害のクライエントさんが眠れるようになった

嬉しい報告です。

不眠の相談ではないクライエントさんですが、眠れる様になったそうです。

※本人さんの承認を得た上で掲載しています。事例や感想の取り扱い

解離性障害

そのクライエントさんは解離性障害のご相談でカウンセリングに来られていました。

解離性障害とは
思考や記憶、周囲の環境、行動、身体的なイメージなど本来はひとつのつながりとして実感されるべきものが、それぞれ分断されて経験されるようになる障害です。

Medical Note より引用

初回でしたのでカウンセリングに必要な情報をクライエントさんからお聞きします。
その後に少しでも楽になれる様に、これまで蓋をしていたこころの気持ちを感じてみることに。

自分の心を守る方法

転載元のMedical Noteにも書いてありますが、解離性障害は、幼少期に身体的虐待や性的虐待を受けていたり、愛情をしっかりと受けていなかった、などが原因になることがあります。
こうした慢性的な恐怖や突然の強い恐怖を感じると、自分の経験として認識するのではなく、あたかも他人がそうした状況に曝されているように感じることで慢性的な恐怖や突然の強い恐怖というストレスから自分の心を守ろうとします。

離人感を辞めたい

これまであたかも他の人が曝されている様に感じる事で、上手く生きてきたのですが、まるで自分が自分じゃない様な感覚、離人感を感じ続けるのは不都合です。
きついですよ。
離人感を感じずに当たり前に過ごせる様に、先ずは、その時に感じれる気持ちに少し身を置くだけでしたが、それでも、これまで寝付けなかったのが寝付ける様になったそうです。

心は繋がっている

眠れる様になりたいというカウンセリングではなくて解離性障害をどうにかしたい。そんな御相談です。
まだまだこころの気持ちは残っているそんな状態のクライエントさんですが、次回来られた時に「あれから眠れるようになりました。」 そんな報告を頂きました。
心って繋がってるんですよね。
カウンセリングの過程で眠れるようになった。というのはクライアントさんから良く聞きます。

出張時は眠れないのが殆どだったのが眠れるようになった

薬を飲まなくても眠れるように

眠れるようになったクライエントさんに共通するのは、これまで感じようとしていなかった、こころの気持ちを感じて少しでもスッキリできるようになっていることです。

これまで日本の文化自体が奥ゆかしい、「大丈夫、大丈夫。」と気持ちに身を置かない教育でしたが自分の気持ちを知り大事にするってとっても大事なことなんです。

きっかけになる場所

ホント人ってより楽に、より幸せになれます。
面談の後、このこころの問題をどうにかしようと決めました。
そんな風に言われていました。
カウンセリングを受けるって覚悟なんですよね。

これまで何十年と自分ではない他の人が曝されている様に、感じることで守って来た心の気持ち。
そんな心を守る手段は、その時生き延びるためには最善のやり方でも、その生き延びる為、我が身を守る為の方法を辞めて、見ない様にしていた苦しい経験と向き合うなんてとてつもない勇気です。

そんな、どうにかしたいことをどうにかするのに必要な確かなのは御本人のどうにかしたい。
この気持ちと後は、きっかけですかね。
いつ訪れるかわからないきっかけを待つことも出来るのですが、自分がどうにかしたい事をどうにかするきっかけを作る支援をする場所が絶対安心・安全な場所で、友達でも家族でもない心理カウンセラーがいるカウンセリングルームです。

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